最近ニュース等でも大きな問題としてとりあげられてるアマゾンの火災。
大変な事態、取り返しのつかないことになってると思います。
NASAが公開したアマゾン火災を衛星軌道上から撮影した写真を見て衝撃を受けました。
ブラジルのあのクレイジーな大統領には鎮火する能力はないと思う。
それどころか鎮火する気もなかったのでしょう。
でも国内からも国外からも批判の声が大きくなってしまったので仕方なしに鎮火に向けての行動を
開始したようですが、あくまでもパフォーマンスでしょうね批判の声に対しての。
アマゾン火災についての話題をネットで見ていると、著名人がアマゾン火災についてSNSなどで
載せてる写真は今回のアマゾン火災のものではない等とどうでもいい細かいツッコミ入れて批判してる輩や、
アマゾン火災報道は気候変動のための扇動に利用された偽りに満ちているものだ、
とか言ってるサイトとかありますが、今アマゾンで大規模な火災が起きてるのは変えようのない事実でしょ?
「扇動だ」とか「偽りの報道だ」とか言ってる連中は、アマゾン火災が大きく話題にされると
都合が悪い人達なのでしょうか?
もっと大きく取り上げて世界中の人々に問題提起して関心を持ってもらうべきだと思います。
私としてもよその国の対岸の火事、、と思うにはこのアマゾン火災はあまりにも規模が大きすぎる
微力でも何か出来ないものだろうか、と考えるのですが、
例え自分に時間と金と行動力があったとして、現地に赴き消火活動の手伝いをしようとしても、
たぶん現ブラジル政府に妨害されるでしょうし、現実的な問題として仕事を休んで
ブラジルに行って消火活動を手伝う時間もお金も行動力もありません。
なのでどこかに少ないながらも募金しようかと考えております。
寄付金がブラジル政府やブラジルの公的機関に渡ったら本来の目的に有効には使われないことは
あのクレイジーな大統領の言動を見れば分かりきったことなので、募金をするにしても募金先を慎重に考えないと。
話は変わりまして、私の身近なところで起きた出来事です。
数ヶ月前のことになりますが、河川敷に鳥撮りに出かけた時、現地に着いたら
対岸から煙があがってるのが見えました。
望遠レンズを付けたカメラで煙が出てる場所を見ると、見た感じ60代~70代くらいの男が対岸の河川敷でゴミを燃やしてました。
市の条例で河川敷でゴミを焼却するのは禁止されてます。さらには自宅の庭であってもゴミの焼却処分は禁止されてます。
しばらくするとその爺さん、車に乗り込み火も消さずにそのまま放置して立ち去ろうとしました。
この火のついたままの状態で車に乗り立ち去っていった

火がついたまま放置して走り去って行く車に向かって対岸から
「止まれ!火消せよ!止まれ!」
と大声で呼びかけたのですが、聞こえてないのか、あるいは聞こえてても無視してるのか
結局その車は立ち去って行ってしまいました。なんてヤツだ、、
だがしかし、私の手には望遠レンズを付けたカメラが。
走り去って行く車を激写。

いちおうここに載せた写真はナンバーが写ってない写真を選びましたが、ナンバーも逃げた爺さんの顔も
バッチリ写ってる写真も撮ってあります。
このままにしておくのはマズいと思い、とりあえず通報。
消防署に通報するか警察に通報するかちょっと迷ったのですが、この爺さんは悪質だし消火してそれで終わりじゃ困るので
その場から警察に通報しました。消火だけならこの程度の火なら自分だけでも消せるし。
電話対応した警察の人に 「逃げた車のナンバーとか分かりますか?」 と聞かれたので
「ナンバーも逃げた爺さんの顔もバッチリ撮影してあります」 と答え、
「とりあえずナンバーをいま教えてください」と言われたのでナンバーを伝えると
警察官をそちらにすぐに向かわせる、消防のほうにも警察から連絡をしてくれるということになりました。
警察官と消防署員が到着するまで現状維持で火のついたままの状態を見せようと思ったのですが、
でも、警察官と消防署員が到着する前に周りに延焼したらまずいので、いざとなったら自分で消火しようと考え
車の中に入れてある洗車の時に使うバケツを取ってこようと思い車のほうに向かっている途中で
遠くから消防車のサイレンの音が聞こえてきました。それとほぼ同時に
知らない番号から電話がかかってきました。電話に出ると消防署員で、
警察から連絡があり今そちらに向かってる、火はまだ燃えてるか?といった内容で、
「火はまだ燃えてます。消防車のサイレンの音が聞こえますが、たぶん消防車は道がせまくて荒れてるので
入れないと思いますよ。それに今のところは消防車が必要なほどの火でもないです」
と電話で答えてる最中に消防車とパトカーが目の前に到着。
案の定、消防車は入り込めず現場にたどりつけず、パトカーのほうはそのまま突っ込んでいき先に現場に到着。
消防車が入れないので消防署員はプラスチック製の大きな箱みたいなの持って現場へ、
そして川の水をすくって消火。
近くで見たところ燃やしていたのは木製の家具でした。
その後、警察官から詳細な事情を聞かれ、私の話を聞きながら警察官が調書っていうの?それを書いてるのですが、
その内容が、、
「私black kiteは○○月××日の○○時××分ごろ野鳥撮影をしようと河川敷に来たところ、
対岸から煙が出てるのが見え・・・・」
と、まるで日記のような文章に

なぜかちょっと恥ずかしくなりました。
事情を聞かれてる最中にその警察官に連絡が入ってきて、その内容は
別の警察官が、火がついたまま放置して立ち去った男の家にすでに到着し本人から事情を聞き、
本人が火を放置したまま立ち去ったことを認めた、そして本人をパトカーに乗せてこれから現場に向かう、
という内容でした。
パトカーと消防車がここに到着してから30分もたってない、、仕事早いなここの警察。
警察官に、火ついたまま立ち去った爺さんにはどういう処罰がおりるんですか?と聞いたところ
警察としては今回の件は火の不始末というより不法投棄として扱うので、5年以下の懲役あるいは1000万円以下の罰金が
科されることになる可能性がある、とのことでした。
その後、私は解放されて元いた対岸に戻って鳥撮り再開しようと歩いて橋を渡っていたら、
火放置立ち去り爺さんを乗せて来たパトカーとすれ違いました。
私だけでなく、野鳥撮影をしてる人ならば撮影で野や山に河川敷に行ったりすれば不法投棄されたものを見かけることは
多いかと思います。
そして河川敷などでゴミを燃やしてるのを見かけるのもそんなにめずらしいことではないと思います。
私も河川敷などでゴミを燃やしてるのを見るのは、今回のこの場所だけでなくこれまでにあちこちで何度か見かけたことあります。
「こんなとこでゴミ燃やして危ないな、大丈夫なのか?」と思ってました。
今回の件は火がついたまま放置して立ち去ったので危険だし悪質だと思い通報しましたが、この時に警察官から
そこらでゴミを焼却してる時点ですでに条例違反であり、これは私の地元栃木県だけでなく全国どこの都道府県でも
そうなってると聞きました
けっこう河川敷での不審火による火災って多いですよね。
私の地元でも「鬼怒川河川敷で火災発生」などというニュースは毎年あるし。
今回の件も私がたまたま発見してなかったら周りに延焼してたと思います。
野鳥撮影で野や山に河に行った時に不法投棄やゴミを燃やしてたりするのを見かけたら遠慮なく容赦なく通報してやりましょう。
そんな無責任なことをしてる連中には責任を負わせるべきです。
今回の件は現行犯で撮影までしてたので言い逃れ出来ない状況にしましたが、警察としては現行犯じゃくても見かけたら通報してほしいとのことでした。
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